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国際鉄道模型コンベンション Narrow Gauge Junctionの出展 [model railway]

8月18日から三日間開催された恒例の国際鉄道模型コンベンション(通称JAM)ですが,今回もNarrow Gauge Junction(NGJ)として出展しました.NGJの展示は個別作品が中心です.主な作品はマイクロレイアウトとなるため,例年コの字型に配列展示しています.持ち寄り作品もあるため毎日少しずる展示内容がかわります.

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こちらは中央部分,今年の車輛作品のテーマは「箱モノ気動車・電車集合!」です.最近トミーテックから1/80ナローゲージの猫屋線シリーズが発売されたこともあり,このテーマとなりました.1/87の作品も多数集まりましたが,日々の入れ替わりがあり,まとまった写真がないので,ここではレイアウト作品,その中でも新作を中心に紹介します.

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まず右ウィングから.右側は谷川さんの作品群.右端にあるのはメカ的な制御,その隣はマイコン制御,とそれぞれに趣向を変えて運行に仕掛けを盛り込んだ作品です.奥には地鉄宮下さんの意外なアメリカンナロージオラマや小ループをまわる土口木寸(ねこ)さんの完全手作り箱型機関車(未塗装)が見えます.

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こちらは”不器用な淳”さん(右)とリベットおじさん(左奥のタワー型)らのマイクロな作品群です.飲み屋でも走らせられるサイズと可搬性を実現しています.

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中央右の一角を占めるのはHOn3のアメリカンナローの世界,木曽モジュールを中心に活躍するU太さんの橋梁セクションとそれを囲む位置に置かれたKさんのアメリカンOナロー作品の展示台です.

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U太さんのHOn3レイアウトはエンドレスループを構成しており,この右側の部分と左側の部分が新たにシーナリーセクションとして加わりました.発泡スチロールボードをベースに極力軽量化された分割式レイアウトです.

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こちらは左ウィング部分でマイクロレイアウトが並びます.手前クレーンのある超小型運転盤とともに並ぶのは日出生交通さんのHO-6.5ミリレイアウト,超低速で平面交差のある線路をシャトル運転します.その奥に並ぶのは小型内燃機をスクラッチで製作されているozuさんのOスケールの運転盤でゲージは12.7ミリ,10.5ミリなどに対応しています.

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こちらは桜山軽便さんの新作Oスケールループ線.枯れた情景を見事に演出されています.

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こちらは最終日に持ち込まれた栂森鉄道さんの連作になるカバン線の新作で,工具箱にすっぽり収まります.見慣れた線路配置ですが,見事な作りこみです.

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akinoriさんの新作はウッドデッキテラスを中心としたループ線.デッキはプラ製で,小品としての仕上げがきれいです.

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真鍮キットを精力的に仕上がているkumaさんは父親との合作で屋久島をイメージした作品.特に樹木が実感的です.

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最後に自分の作品を2点.これは例年スーツケースに収めて搬入しているOナローのトラックモジュールのシリーズ.今年はなべトロの転倒動作をS字の自動往復運転で実現しました.鉱石の積み下ろしまでは自動化できていませんが,なべトロ6輌編成が荷下ろしする動作は終日支障もなく実行できました.

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こちらは最近始めたS-9ミリの運転盤です.シーナリー以外は載せるだけですので,時折HO-9ミリの運転盤として活用しました.A2判2枚からなるベースよりも手前にグラスマットがせり出る前垂れ式にして,写真撮影にも使える台にしてみました.


全部は網羅できていませんがこれがひととおりのレイアウト関連の展示作品の紹介です.

ナローゲージャーの多くは10月1日に開催予定の軽便鉄道模型祭に向けて準備中です.このJAMでの展示は,一般の方々や標準ゲージャーにナローの魅力を知ってもらおうという意図で企画していますので,ここでは紹介していない人気の高い旧作もたくさん展示されました.その役割は果たせたのではないかと思います.





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