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PlaPowerを使った2輌の内燃機 [O-16.5mm (On30, O16.5)]

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▲5年以上ほったらかしにしていた自作の動力,プラパワー(2018-08-07)を使ったフリーランスの内燃機が2輌完成しました.せっかくの自作動力なので,車体もパーツを使わないで自作にこだわってみました.
 
【2種類の下回り】
動力は軸距20㎜と24.5㎜がそれぞれ2台つくってありますので,下回りをまとめて製作することにしました.フリーランスで上回りをいくつかデザインしているので,どれにでも使える下回りとしました.
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▲4台分の主要なパーツをプラ素材で切りそろえました. 
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▲軸距20㎜の方はコイルばね懸架のもので,ホイットコムやミルウォーキーの機関車に見られるタイプです.コイルは単芯の被覆線を巻いたもの,軸箱はねじの頭です.
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▲軸距24.5㎜の方は板バネ懸架にしました.これは後述するように端部以外は随分前につくった図面に基づいています.
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▲自作動力が放置されていた原因のひとつ,それは取り付けをどうするか迷ったままだったからです.結局プラ棒でフレームを重ね上げし,張り出した板で止める方式にしました.
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▲下地塗装を終えて4台分の下回りがそろいました.カプラーの部分はバッファーとなる張り出しをつけているので,カプラーをとめるねじ孔は床板の端ぎりぎりのところにあけています.
 
【黄色の機関車】
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▲軸距20㎜,コイルバネの機関車の図面です.後部開放の形にしてみました.
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▲0.3㎜の車体表面にリベットを打ち,切込みをいれているところです.
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▲仮組した状態です.機械室のせり出しは5㎜の四角と三角の角材を貼り合わせたものを土台にしました.このあと前妻面にLEDを仕込みます.
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▲LEDは直接モーター側からつきだした保護ダイオードの線と接触するようにしています.
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▲ガルグレーで下地塗装を終えたところ.運転台の部分はかなり適当なアレンジです.計器盤らしき部分は直接室内につけてあります.
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▲塗装はカラースプレーで手軽に済ますことが多いのですが,今回はガイアカラーをエアブラシしました.
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▲窓をいれて完成しました.いまのところラジエータを少し汚していますが,他はほとんどそのままです.車籍管理の都合で71号となりました.
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▲ウェイトは機械室に少しいれましたが,メタル製の機関士をいれてもう少し重さを稼ぐ予定です.
 
【青い機関車】
もう一つの軸距24.5㎜の方ですが,以前につくった機関車の図面でつくることにしました.
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▲同様の工法で車体を組み立てた状態です.
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▲上下濃淡の青で塗装しました.車籍番号は70です.
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▲この車両の形ですが,わたしにとってOナローの記念すべき雑誌デビュー作なのです. 
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▲それはGazette May/June 1997に掲載されました.手前の濁河軌道1号機が記事にした作品で軸距は26㎜でパワートラックを動力にしています.
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▲新旧2作を並べてところ,細かな点を除いて基本はほとんど同じです.20年以上たちましたが,設計も技法もほとんど進歩していません!
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▲下回りだけがまだ2台分あり,動力も組み立て済のものがあるので,まだまだつくっていくつもりです.


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