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Model Powerの0-4-0蒸機:サウンド付き無線運転機能 [O-16.5mm (On30, O16.5)]

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少し前になりますが,新額堂さんで入手した1908 Vulcan 12tonのOナローレジンキットです.このキットはTadさんが随分前に取り寄せられているようで,そちらの様子を伺って進めようかともおもっていましたが,下回りがないことには組立のイメージがわきません.5ページにわたる説明書も手書きの図が少しあるだけの文章主体の内容です.下回りはAHM or Model Power HO A-3 0-4-0を利用することとあります.
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すでにこちらの製品を持っていましたがどうも違うようです.これは旧ユーゴスラビアMehanoの製品です.検索してみると過去には様々な形態のものがあってどれなのか特定できません.現在も手に入るものを調べてみると今もModel Powerの入門用と思しきBタンクが売られています.さっそく取り寄せることにしました.
 
値段は通常仕様の場合$20で送料の方が上回ります.そこでDCC仕様のものと合わせて取り寄せました.
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上のDC仕様が$20,下のDCCサウンド付きが$60です.DCCサウンド付きにはRadio Control対応とDCCとは別項目で表示してあります.
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あけてみるとどちらも外観と本体分解図は同じで,Deluxe 0-4-0という安易な製品名です(笑)
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DCC仕様の方にはリモコンがついています.とりあえずDCCの準備をしていないのでDCに載せてみますがそのままでは動きません.まずリモコンに付属の電池をいれ,線路に十分な電圧をかけるとペアリングのようなことが行われ,リモコン操作でコントロールできるようになりました.方向変換,速度変更,停止,ライト,ブラスト音,ホイッスル,ベル音が操作できます.音質は今一つでキンキンしています.
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あけてみると一枚の基板が詰め込まれていてスピーカーは裸のままキャブの天井にくっついていました.
このコントロール方式はMRC Loco Genieと呼ばれるものです.製品サイトはこちらにあります.https://www.modelrectifier.com/locogenie-s/125.htm
付属のコントローラは簡易版で,制御機能を変更したい場合は別の機器が必要なようです.
 
Model Power はパワーパックをだしているMRCのブランドになったのでこのようなことに力をいれているのでしょう.DCCがなくても無線で個体別制御ができるとうたいながらDCCにも対応した一体型基板というところがミソです.機能は限定的なので満足できなければDCCに移行しなさいという橋渡しの役割なのでしょうか? DCCの説明書も梱包されていてサウンドも充実しているようなので試す予定ですが,この実装のままではよい音は期待できません.安普請の機関車にあえて機能を押し込んでいるところがご愛敬です.
 
さて,最初の話題に戻りますが,このモデルもVulcanの指定下回りとは違ったようです.改造を加えて利用するが思案中です.


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Tad

お蔭さまでウチでもこのキットでのモデリング再開となりました。

確かに下まわりは全然違いますね。これを利用して(改造して)と云うのは簡単ではなさそうです。このままではオープンキャブからモーターが丸見えで,巧く収まらないかも。
でも,どうまとめ上げるか,楽しみにしています。
by Tad (2018-12-16 23:15) 

nkoizumi

Tadさん,
Mantua 0-4-0 Goatが手持ちでは一番近そうなのですが,それなりによくできているのでドナー提供するか迷います.もう少し考えてみます.Tadさんの進捗公開待っています.
by nkoizumi (2018-12-17 10:14) 

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