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分割式フラットパネルレイアウト(池袋鉄道模型芸術祭2019) [O-16.5mm layout]

“分割式パネルレイアウトの公開展示を振り返って(2018-08-03)”の続きになります.分割式パネルレイアウトは3つに分類しています:
1)フラットパネル構成
 地面付のパネルで,ストラクチャーや地形物はその都度載せる.普段は運転盤の役割.
2)箱組
 レイアウトとして完成させて箱組にして簡単に運べるようにしたもの.
3)シーナリー分解収納
 レイアウトとしてまとめていますが,ストラクチャー類は取り外して収納することにより容易に運べるようにしたもの.
 2019年3月の池袋鉄道模型芸術祭(NGJ出展)ではこの1)の分類に相当するものを展示しました.
P3241471m.JPG 
つまり置いて並べるレイアウトです.
TrackModule_exhibiton.jpg 
今回の基本プランはこちらです.両側のパネルは曲線半径250ミリで,シーナリー付のものもありますが,それとは別に運転盤として使っているもので,何回も表面の仕上げは変えています.上下の分岐は150R半円B3パネルと組み合わせるためにつくったものを共用しています.そして今回新しく用意したのはオレンジ色の中央部分(349x417ミリ)です.これは線路がないので厚さ2センチの青い建材用スチレンフォームを使いました.この組み合わせ全体で横幅は119センチになります.
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スチレンフォームパネルの表面には軽くプライマースプレーをかけたうえで木工用ボンドを水で引き伸ばしながら塗布,その上に薄く溶いたトミックス・シーナリープラスターを筆で塗りつけて地面としました.
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中央の地面の塗色はこの段階でまだ薄めですが,染料系のWoodland Scenics Earth Undercoat (KATO扱い)とアクリル塗料のTamiya Buffを主に使って色調を調整していきます.
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緑化に関してはturfを撒き,部分的にその上から静電気植草器をつかった繊維系の植草を施しました.自由にストラクチャーやシーナリーユニットを置きたいので表面はなるべく凸凹が少ないようにしています.
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シーナリーユニットやストラクチャー,ジャンク類,車,フィギュアを置いたところです.
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右側にはトンネルと樹木ゾーンを置いています.樹木ゾーンはべニア板の破片に3本の木がのったものです.
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左側と中央のパネルをまたぐように丘のユニットが載っています.ジャンク置き場はRusty Railの製品です.
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収納ですが,重ねてスーツケースにいれて電車,バスで運べます.
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地形ユニットです.
P3211433m.JPG 
フィギュアには0.8ミリの真鍮線を埋め込んでいます.べニアパネルには孔をあけて簡単に差し込めますが,中央のスチレンフォームパネルは簡単に孔が広がってしまうのでほかの設置方法に考えた方が良いようです.
P4071539m.JPG 
イベント展示では分岐の先は手持ちの延長部を付けましたが,自宅のテーブル上ではスペースの制限があるので,奥左手の分岐用に新しい側線パネルを検討しているところです.


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