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仕掛けがある鉄道模型設備(Operating Accessory) その2 Life-Like製品 [model railway]

今回とりあげるのはLife-LikeのHO製品です。Life-Likeは普及型の鉄道模型のブランドで、前述のTYCOやModel Powerと競合する製品を出していました。現在はWalthersのブランドのひとつとして存続しています。手元にあるのは中国で生産されたもので、塗装仕上げなどと手作業が入ったはめ込み式のセットになっています。
 
[Logging Mill]
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これはかなり大きい木材集荷場になります、シュートの高台、スロープ、建物本体が分割していて専用の無蓋車が一台付属しています。
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シュートの高台に載せた木材は、左のレバーを引くことによりスロープを滑り、建物の中から転がり落ちて貨車の荷台に載せられます。さらに右側のレバーを引くと荷台が転倒し、川に落とされるというものです。川は塗装による表現で、可動する堰がついています。なにがしたいのかよくわからないからくりでもあります(笑)。ただ崖の縁とかシーナリーの中にうまく溶け込ますことができれば見栄えのするストラクチャーになるでしょう。
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反対側から見たところです。フォークリフトなどがあります。
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裏側からみたところになります。レバーの動作で鉄棒が回転するしくみです。
 
[Gravel Unloader]
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積荷の鉱石を降ろす仕掛けです。小屋と鉱石の受け皿のセットで専用の無蓋車と砂利がつきます。
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しかけは簡単です。レバーを動かすと専用の貨車の荷台が傾き、傾きに合わせて片側が開くという仕組みです。
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装置としては簡単ですが、この貨車はなかなか形がよく、使い道があります。値段は貨車一両と変わりがないので、5セットほど入手し、錆色に塗装して電気機関車にひかせました。
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また、この形態の貨車はOナローとしてもそのまま使えそうなので、転用を考えていました。ただし、ホーンフック(X2F)カプラーがマウントされた台車は回転が悪いので、いずれ交換する必要がありました。結局この構想は実現することなく今日に至り、現在は未塗装の2台を保持しています。
 
[Crossing Gate]
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列車通過時に遮断器が下りる踏切です。
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電動の仕掛けではなく、車両の重量で遮断器が下りる単純な構造です。
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信号は点滅しませんが、車両が通ると敷板を押し下げ、それを受けて遮断器が下ります。目の前を車両が通る直前にしか遮断器はおりませんし、片側にしかないのも危険極まりないです(笑)
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裏側です。中央の線路下の敷板が車両重量で沈み、手前にある棒が遮断器を動かす仕組みです。
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遮断器の手前に動かすための棒があるのがわかります。遮断器が両側にあればそれなりに使えそうな設備です。
 
Life-Likeのケンタッキー・フライド・チキンなどのストラクチャーキットは今でも流通しているようです。


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