Saw Filers Cabin(短く改築) [O-scale structures]
ロギングキャンプでの移動作業車で、ノコギリ類の維持管理をする作業所です。台車に載せたまま待避線に停車して利用します。Banta Modelworksは食堂車などこれと同類のものをキットとして出していて、Bachmann On30 flat carに載せて使うように書かれています。
モニター屋根も含めて細かな桟が入った窓枠が見事に並んでいる感じが気に入ったので手にしました。しかし、箱組にしたあとはしばらく眠っていました。そもそもこのような建物を車輛として扱うスペースもないので、据え置き型で利用するつもりでしたが、少し長すぎます。説明書の写真が本来の大きさです。
本来の箱組に組んだあとに短く改造することを思い立ったので、どうするか悩んだのですが、側面の反りを直そうとすると簡単に壁面がばらばらになったので、モニターの窓枠を二つ分短くすることにしました。
これが短く組みなおした状態です。壁の切断は小窓の部分を分断することになりましたが、埋め合わせでなんとかなりました。
壁面はタミヤ水性XF21スカイをエアブラシしました。窓枠や縁取りは白です。
床は固定ですが、屋根を接着せずに枠ごとすっぽりはめ込める構造になっているので後からインテリアを作りこむことができます。
天窓のついた屋根はドラフティングテープを使ってタールペーパー仕上げに。
反対側の荷物扉は両開きに変えました。
台車に載せることはないのでバルサ材で土台枠をいれました。階段は付属のものを加工。
解放感のある作業小屋が完成しました。ウェザリングは今のところしていません。
界隈で伐採事業はしていないので、何かの修理小屋になる予定です。
作業卓などを仮置きしてみました。内装を考えてみたいです。