ロアリングキャンプのナローゲージRoaring Camp & Big Trees Narrow Gauge Railroad ~カリフォルニアからネヴァダのゴーストタウン巡りへ その5 [travel]
ロアリングキャンプ&ビッグツリー・ナローゲージ鉄道Roaring Camp & Big Trees Narrow Gauge Railroadはサンフランシスコの南の海岸の町Santa Cruzから内陸に入ったFeltonにあります.町にも近いことと,あたりが州立公園Henry Cowell Redwoods State Parkになっていることもあり,かなり賑わっていました(2023年5月12日訪問).
同鉄道は3ft軌間の観光鉄道でシェイを始めとするギアードロコを走らせています.鉄道は小高いBear Mountainまでループやスイッチバックで上り詰める路線になっています.1963年に運行を開始していますが,木橋が火災で焼失したこともあり当初からは周遊ルートが変化しているようです.ループ線を使い編成を替えずに戻ってきます.
列車の出発まで時間があるので,まず車庫に向かいました.乗車場所とは離れていてこの先にあります.
スクラップヤードが見えてきました.機関庫が向こう側にあります.
まず目についたのがスクラップヤード脇に置かれたシェイ機,1912年製の6号機,Daisyは動態ではなさそうです.
機関庫の表に回ると動態機が並んでいました.
創業時からずっと活躍しているシェイ機Dixianaが出発準備中です.炭鉱から連れてきた一台です.
となりにはハイスラーの機関車,West Side Lumberから来た2号機Tuolumneがいました.
ハイスラーのシリンダーを眺めます.もう一つのギアードロコであるクライマックスはレストア中らしいです.
West Side Lumberから来たMilwaukee Locomotive製のディーゼル機関車です.
各種スピーダーが並んでいます.
出発を待つ客車です.座席はほぼ埋まりました.こちらも切符は予約してありました.
森の中に入っていきます.
分岐点で先発していた保線列車が泊まっていました.
頂上で停車,しばらく休憩です.乗客だけでなく,ハイキング客も大勢いました,
そろそろ戻ります.
池のほとりまで降りてきました.
スティームドンキーなど森林伐採に使われた機材が展示されていました
乗車を終えてから山のほうを散策して次の列車の走行を待ちました.木橋に差し掛かる列車です.
木橋を横断中の列車です.
隣接してもうひとつの鉄道Santa Cruz, Big Trees and Pacific Railwayがあります. Henry Cowell Redwoods州立公園の中を抜けてFeltonとSanta Cruzを結んでいますが, この標準軌の鉄道の運行は限られているようです.線路に沿って散策道になっていました,
参考サイト;
Roaring Camp & Big Trees Narrow Gauge Railroad
Henry Cowell Redwoods州立公園
Santa Cruz, Big Trees and Pacific Railway