So-net無料ブログ作成
前の10件 | -

ポーチのある古家と作業小屋 [O-16.5mm (On30, O16.5)]

JAM2019に出展予定のレイアウトのためにストラクチャー2点を製作しました.
 
【ポーチのある古家】
P8081913.JPG 
同じ形状の小さな家は何作もあるのですが,どれもちょっとおしゃれな家でした.今回は切妻の面に扉とポーチがある傷みかけた家をつくりました.
P8061892.JPG 
建物の壁は方眼工作用のボール紙です.サイズがわかると思います.
板は1ミリ厚のバルサシートです.シートにはシャープペンシルを使って4ミリ間隔の筋を入れ,ところどころ傷んだようにします.加工が極めて楽なのがバルサシートの利点です.
P8071894.JPG 
窓の部分を抜いてから,箱に組みました.今回,窓枠にはGrandt LineとTichyの成形品を使いました.
P8071896.JPG 
床もボール紙でつくり,箱にします.
P8071897.JPG 
バルサシートにも窓枠が入るように切り抜きました.
P8071899.JPG 
バルサ体を壁面に貼り付けて,はみ出した部分を落とします.
P8071901.JPG 
建物は角材に載せて設置する形です. 5ミリ角の棒材にポーチの床も載せて接着しました.
P8071902.JPG 
屋根は波板張りとしました.工作用ボール紙にリップル紙を貼って表現しました.波板は単純に切込みを入れて重ねたような感じを出したつもりです.
P8071903.JPG 
破風板と垂木には木の角材を使いました.
P8071905.JPG 
木の部分は墨汁のアルコール割を塗りました.バルサ材はHOに使うのには少し荒いのですが,Oだと良い感じになります.
P8081917.JPG 
P8081911.JPG 
ポーチの柱や屋根は適当にまとめました.
P8081909.JPG 
P8081915.JPG 
完成です.北米型のbunkhouse(飯場)の趣ですね.
 
【作業小屋】
P8011887.JPG 
短い貨物用の側線に配置するもので,貨物駅を兼ねたような作業小屋です.こちらの床板はプラ板,側面の波板もプラの成形品で,屋根だけがリップル紙です.
P8011886.JPG 
棚や作業台を配置しました.
P8011888.JPG 
屋根の置石はプレスの石垣シートを切り出して載せました.
 
この二つのストラクチャーを配したレイアウトを次にお見せする予定です.


nice!(0)  コメント(2) 

小さな日本型単端をつくる [O-16.5mm (On30, O16.5)]

RIMG0329.JPG
 2007年に製作した作品で,日本型の典型的な単端式気動車を短くしたものです.動力には天賞堂のGTシリーズという現在は生産が中止されたパワートラックを使いました.強力なモーターがフレームに直接組まれています.一台ずつあった軸距24.5mmと31mmを使って2輌製作しました.
 
【設計】
60小さな単端図面.jpg 
図面をみていただくと分かりますが,側面の窓配置は井笠鉄道の日車初期型ジ1をヒントにしました.ただし,ずっと小振りでドアの位置は左右対称です.また妻板は西大寺の梅鉢型のように雨どいに緩やかなカーブをつけたデザインにしました.また,2輌のうちの一両は九十九里の丸山型単端にみられるようなわずかに傾斜したラジエターグリルを付けてみました.
つまり,日車,梅鉢,丸山を寄せ集めて小さな木造の単端を仕立ててみたわけです.無骨なボンネットの方はフォードT型のエンジンを備えています.これは日本の初期の自動機客車に多く用いられています.設計を開始した頃にアルモデルから夷隅の自動機客車が発売されましたが,これより客室は大きく,旅客用としての役割は立派に果たしてくれると思います.小振りにまとめたかったので,縮尺は1/48のつもりで設計しました. 
 
【上まわり】
RIMG0234.JPG 
RIMG0237.JPG 
 車体は筋目入り(V-groove)の板を用いることも考えましたが.型紙とあわせる手間があるので通常のプラ板を使用し,0.5mm2枚の重ね合わせとしました.3mmプラ角棒を補強として上端と下側に入れ,屋根と床板の支えにしています.木目の仕上げは80番のサンドペーパーで行いました.
RIMG0241.JPG 
屋根はストックしてあるHO用の屋根板を使うことにしました.これをやすりやドレッサーを使って整形しましたが,木目が粗くサーフェサーを吹いただけでは木目が残っていました.パテによる補修が必要かとも思いましたが,アサヒペンのストーン調スプレーを吹いたところ,すっかり見えなくなり.それらしく仕上がりました.ストーン調スプレーはモルタルやコンクリート壁の表現に重宝していますが,Oスケールだと粗めの屋根の表現にも使えます.
RIMG0245.JPG 
車体を組み上げたあとに,シル,ヘッダー,雨どいをつけますが,これらはエヴァグリーンの帯材を使いました.雨どいは車体上縁よりも0.5mmほどはみ出して取り付けており,これにより僅かに屋根板を落とし込む構造になっています.窓枠は0.3mmから切り出しています.当初は別塗色の予定でしたので,車体を組み上げてから取り付けています.変化をつけるために側面の窓の一部を開放としました.床板はプラ角棒にねじ止めしますが,屋根板のほうは真鍮の切れ端で固定用金具を作り,中央で木ねじ止めとしました.
RIMG0316.JPG 
 
【ボンネット】
RIMG0257.JPG 
 ボンネット部分はミニカーからの流用も検討しましたが,結局2輌の形状をかえてつくることにしました.まず,一両は無骨な垂直型ラジエターを備えたもので,側板は開放とし,エンジンが見える状態としました. Ford T型の4気筒ガソリンエンジンは初期の自動機客車の動力として使われていたもので,Ford T Inspection Car(SS Ltdキット)を動力化したときに余ったパーツを使いました.クランク軸がバンパー中央に貫通する状態で取り付けました.もう一両は九十九里の単端に見られるような1934年式以降のフォードに似た多少傾斜したラジエターグリルをまとめてみました.
RIMG0270.JPG 
 
【下まわり】
RIMG0268.JPG 
 床板には1mmプラ板を用い,段差をつけてパワートラックを固定する,いつもの方法です.軸受けはエコーモデルの貨車用で,平軸受のままとし,ブレーキシューの片側だけを残して使っています.また固定部の片側はパワートラックに当たるので切り落として取り付けました.
 パワートラックはフォードTエンジンの方が24.5mm,もうひとつが31mmの軸距のものを使用しました.
 排障器は当初路面電車用のものを付けてみましたが,もっと素朴なほうがよいかと考え直し,プラ角材でまとめました.
 
【仕上げ】
RIMG0337.JPG 
RIMG0325.JPG 
 2色塗装とし,いつも使っている調色としました.フォードTエンジンの方は22号とし,西武ラズベリーと西武ベージュ,もう一両は23号とし,タミヤミディアムグレーとGM青15号の組み合わせです.つや消しスプレーを軽くかけたあと,ウェザリングをほどこしてあります.
RIMG0279.JPG
R0011086.JPG
A2サイズのかたばみ軌道で撮った一枚です.国籍不明の車輛に混じって時々走らせています.
 
 
 


nice!(0)  コメント(0) 

鉄道模型用電源 パワーパック [鉄道模型一般]

P7031849m.JPG 
パワーパックと呼ばれる鉄道模型用電源に凝るつもりはなかったのですが,それでも色々と使ってきました.手放したものもありますが,残っているものを並べてみることにしました.
 
【AC変圧器】
P7031835m.JPG 
まずは交流3線式Oゲージに入門セットに入っていたトランスです.2次側コイルのタップ配線から電圧が選べるようになっています.パネル左側に空いている孔はパイロットランプがついていたところです.ランプは重要でした.というのも保護回路がないのでランプが暗くなったらどこかでショートしているか,過負荷であることに気づくわけです.当時は同級生がトランスを焼いたなどと自慢することがあったぐらいで,今なら子供向けにこのようなものは販売しないでしょうね.
 
【抵抗式DCコントローラー】
HOを触るようになって直流のパックが必要でしたが,値段も安くないので自作しました.トランス,セレン整流器,レオスタット(コイル式可変抵抗器),それに反転スイッチがあれば作れたわけです.缶に入れたものは随分愛用しましたが残念ながら残っていません.
ほかにはHOレーシングカー用のコントローラーも使いました.値段が安く,親指で押す形状のものはスロットルのバネをはずして指を離しても位置が変わらないで使えるようにしました.
P7031850m.JPG 
Nゲージを始めてからは積水金属が出していたコントローラーを一時期使っていました.写真はカタログのもので現物は残っていません.コンパクトでいいのですが,操作レバーは使いやすいものではありませんでした.
P7031837m.JPG 
今手元にある抵抗式コントローラーはバックマンのセットものに入っていたものです.この手のものは逆転スイッチがなく,中央が0値で,スイッチを使わずに左右で前後進ができるので意外と便利です.コンパクトな点もいいので残してあります.
 
【電子式DCコントローラー】
いわゆるトランジスタコントローラーなる定電圧型のものが流行り始めたころ.製品は手作りな感じのものが多く,値段も高価だったので購入は見合わせていました.回路図が出回っていたので自作すればよかったのかもしれません.少し落ち着いてきたころに手にしたのは模型店ですすめられた電源分離型のハンディコントローラーでした.すでに手元にはなくメーカー名がうろ覚えで検索したのですが探し出せませんでした.
P7011833m.JPG 
その後電子制御型が一般化しました.電源部分との一体型が欲しかったので手に入れたのがこの積水金属のパワーパック・スタンダードです.パネル面はシールを貼ったように安っぽかったのでプラバンを黒に塗装してはめ込みました.ロングセラーでした.
P7031846m.JPG 
このパワーパックは長らく使っていなかったのですが,KATOのサウンドボックスを手に入れたとき,簡単に接続ができるので再び利用しています.
P7031840m.JPG 
Model Railroaderの裏面広告でよく見かけたのがMRCのパワーパックです.Tech IIシリーズはパルス制御を売りにしており,パワーパック1台で車輛のすべての走りが改善できると宣伝を打っていました.しかも通販で取り寄せても日本の製品よりも安かったのです.そこで左側のRailpower 1400を購入しました.確かに走行は改善されたので右側にあるコントローラー2台を一つにまとめたRailpower 2800を入手しました.これらは今も良く使っています. 
P7031847m.JPG 
MRCのパワーパックで十分だったのですが,その後Bachmann Spectrumシリーズのセット物を買うたびにパワーパックがついてきて,3台たまりました.こちらも使い勝手の良いコントローラーです.
P7031842m.JPG 
Bachmannのセットではこのような電源を分離したタイプがついているものもあります.
P7031848m.JPG 
よりコンパクトにしたいと,こちらはZゲージを展開したAKIAの10Vコントローラーです.電源は分離されており,KATOと互換の接続端子を持っています.やたらにLEDが点灯する賑やかなコントローラーです.
 
【電池式コントローラー】
P7031838m.JPG 
左は知人に教えてもらったワンダーキットのモーターコントローラ(一部改造)をCasio G-shockのケースに収めたもので単3電池4本の6Vで駆動しています.使いやすくずっと愛用しています.さらにコンパクトなBaby-Gのケース(右)に収める準備をしているのですが,まだ作っていません.
P7031839m.JPG 
その後単3を4本使うコントローラーが鉄コレ式制御器として発売されました.形がおもしろいので手に入れました.
 
【手回し発電コントローラー】
P7031836m.JPG 
モーターを発電機として使う手回しコントローラーは仲間の間ではブームになりました.これらは携帯電話用の手回し充電器ですが,回路を外してモーターと手回し機構だけにしたものです.素朴な機材ですが,手回しで車輛を走らせる感覚は結構楽しいものです.
 
【DCCコントローラー】
P7031843m.JPG 
DCCコントローラーとして最初に入手したのはLENZ compactです.なかなか凝ったデザインです.
P7031844m.JPG 
こちらはBachmannのE-Z command.セット物でした.DCCはたまにしか使わないのですが,すぐに使い方を思い出させてくれる面で大変便利なコントローラーです.
 
以上が今手元にあるパワーパックの数々です.新たにそろえるとしたら次はワイヤレスコントローラーでしょうか?


nice!(0)  コメント(0) 

テストの答案用紙は地図の裏面だった! [その他]

P6221829m.JPG 
小学校2年のときのテスト答案が5枚ほど出てきました.なんでこんなものが残っているのか,それはこの用紙の裏面,というより本来の表面を大切にしたかったからです. 
P6221830m.JPG 
それは裁断された日本の1/25000多色刷り地図で,すべてローマ字表記です.
小学校の低学年で通っていたのはキリスト教系の学校でした.進駐軍が持っていた地図を処分する際に紙がもったいないので私学などに配布したのではないかと考えられます.
 
海外滞在から戻った小学校高学年からはずっと公立の学校だったので,学校のプリントといえばずっとわら半紙でした.この地図の用紙は白いしっかりした紙でわら半紙より品質がよいのです.裁断された紙の大きさは約330mmx204mm,ということは13 in x 8 in の変則的なインチ規格のようで,これで謄写版印刷したということは特殊なフレームがあったのでしょうか?
 
当時多色刷りの地図といえば地図帳か市街地図で,家にあった国土地理院の地図はもちろん単色刷りでした.そんな時代に多色刷りの地図を眺めることは未知の世界を探索する大きな楽しみでした.地名はローマ字表記なので漢字がつかめず,さらに1/25000の断片ではそれがどこなのか探し出すこともほとんどできませんでした.でもいずれどこかは突き止めたいと残してありました.いまは便利なネットマップがあるので割出は容易です.地図面にはいたずら書きも多いので,部分を少し拾ってみたいと思います.
IMG_20190622_0001m1.jpg 
これが唯一関西育ちとしてはわかりやすい場所です.大阪の貝塚市周辺です.水間鉄道,南海電鉄,阪和線がありますが,阪和線は阪和電気鉄道を記されています.いまは海岸に埋め立て地が広がり,下部の先には関西国際空港がある場所です.
IMG_20190622_0002m1.jpg 
宮崎県都城市の吉都線谷頭駅周辺です.東側に飛行場が見えますが,現在は牧場になっているようです.
IMG_20190622_0003m1.jpg 
鹿児島県霧島市で,肥薩線に入った西光寺あたりです.
IMG_20190622_0004m1.jpg 
宮崎県日向市細島です.今はない細島線が日豊本線の日向市から出ているのがわかります.また中央にある牧島は北側の埋め立てが進んでいるようです.
IMG_20190622_0005m1.jpg 
最後は福岡県田川市の田川後藤寺駅周辺です.JRの日田彦山線,後藤寺線,平成筑豊鉄道の糸田線が接続する駅です.西に延びる後藤寺線は産業セメント鉄道,北に延びる現糸田線は宮床線と記載されているのが興味深いです.駅も現在の糸田近くが宮床駅になっています.
 
今もどこかに原図が残っているのかもしれませんが,詳細なローマ字表記の日本地図を米軍が戦中から用意していたことも驚きです. 
当時としては貴重な多色刷り地図は見ていて楽しく,日本地図にもかかわらずローマ字表記なので場所が特定できずに随分と空想をひろげることができました.フリーランスな仮想鉄道を考える原点だったかもしれません.

nice!(0)  コメント(0) 

レイアウトの収納 [鉄道模型一般]

作ったレイアウトは一旦収納してしまうと触る機会もなく放置状態になりがちです. トロリーのミニレイアウトやセクションは傷みもあったので,すでに破棄していますが,ナローのレイアウトは殆どが残してあります.せっかく作った作品なのでたまには走らせてみたくなります,そのためにはどのような収納がいいのか,実践例をまとめてみました.
P6171815m.JPG 
整理中の一枚ものの小型レイアウトの数々です.
P6171814m.JPG 
これはナロー物として初めて雑誌に掲載したHO-9mm Karat Creek Mining Co. です.
唯一コンテストに応募して入選した作品です.大きさは棚に収まる465x846mmで収納ケースはありません.カバーがない上に,一枚板を使っていて見かけの割に重いので移動や収納に苦労します.
 
【パネル箱組】
レイアウトはなるべく軽くしたい,パネルの加工を避けたい,いつでも補充しやすい規格品を使いたいとの思いから写真パネルを利用したレイアウトを連作するようになったのですが,これにはもう一つカバーが作りやすいという利点があります.
P6171818m.JPG 
ここにあるのはA判サイズのカバー付きレイアウトです.O-16.5mm/A1サイズ3部作,濁河線(本にしたレイアウト),Ariake Central, Sunrise Mountain R.R. とO-16.5mm/A2サイズのかたばみ軌道そしてHO-9mm/A3サイズのからくり鉱業叡山線です.軽い写真パネルをつかっているので,天板に同じサイズのパネルを使い,側面と背面にべニア板,前面はアクリル板(べニア板でもOK)を使うことで簡単に箱を作ることができます.板は厚さ2ミリでも大丈夫でカッターで簡単に切断できます.アクリルの切断はちょっと大変ですが.木ネジだけでとめていて,側板が薄いので多少ぐらつきますが,積み上げない限り支障ありません.そして展示の際は板に分解されるので保管にも困りません.これは車での運搬の際非常に便利で,収納時も軽いものなら上に重ねてものを置くことができます. 
R0010546m.JPG 
このSunrise Mountain R.R. と濁河線は高さ32㎝のカバーがつきます. 
P6171816m.JPG 
ひとつだけ,Sunrise Mountain R.R.と線路プランを同じくするHO-9mmのSunset Mountain R.R. はA2判のパネルを使っているにもかかわらずパネル箱組を怠けて適当な段ボール箱で間に合わせていたのですが,つい扱いが雑になってしまい傷んでいます.寸法にあったパネルによる箱組が必要なようで補修後に用意する予定です.
 
【向かい合わせ箱組】
パネル箱組収納に満足してきたわけですが,運搬は水平維持で車を利用するのが前提です.
そこで電車,バスでの運搬を考えるようになりました.
IMG_2168m.jpg 
A2判を向かい合わせで組み,その中に補助パネルをいれた4段箱組にした分割レイアウトがこれです.しかし,分解組立が面倒なものはどちらかの状態に放置されがちで扱いやすいものではありません.後に述べるようにこの組み立て式レイアウトはストラクチャー類の取り外し収納方式に至ります.
DSC02999m.JPG 
これはA2判向かい合わせ箱組で,立てても大丈夫なようにストラクチャー類の軽量化を考えました.
この方式は収納がコンパクトになる上,扱いやすいので現在も活躍している2分割レイアウトです.
 
【分解収納】
パネル枚数の多い分割レイアウトを多段箱組にするのは手間がかかることからストラクチャーや樹木の取り外し式にしたのがこの分割レイアウトです.
P3230601m.JPG 
P3260667m.JPG 
パネルもストラクチャー類も一つのスーツケースに収まるようになっているわけです.
この分解式は運搬には便利ですが,収納はやはり手間がかかり,パネル箱組よりも面倒です.
 
【置くだけパネル収納】
P6171819m.JPG 
分解収納方式はストラクチャーの設置が決まっていて土台をきちんと用意しています.それに対して運転盤に近く適宜ストラクチャーやシーナリーのユニットをその都度自由に配置するだけしたものがたくさんあります.二つのスーツケースは祖父が使っていた古いものでA2判が緩衝材をいれてちょうど5枚収まるのでパネル収納に利用しています.
 
知らず知らずのうちに増えていくレイアウトです.しばらくは増やさないで補修に努めようかと思っています.現在向かい合わせ箱組レイアウトの再開発を進めているところです.


nice!(0)  コメント(0) 

B4判の組線路パネルをアタッシュケースに収める [O-16.5mm (On30, O16.5)]

P6091782m.JPG 
昨日のナローゲージャーの集まりに持参した半径150mmカーブのO-16.5mm組線路パネルです.(ストラクチャーや車輛の一部はお仲間の作品です)
このパネル類をアタッシュケースにいれて持っていきました.
P6101798m.JPG 
利用したのはこのアタッシュケースです.B4が収まる標準サイズですが,その構成は極めてシンプル.持ち手の部分も本体と同じモールド,つまりモールド二つを金属の軸でつないでいるだけです.これを手に入れたのは随分前の話で,先日整理中にでてきました.レイアウトを仕込むつもりで買ったと思うのですが,シーナリーを組み込むのには厚さが足りないのでそのまま忘れていました.調べてみたらこの製品は社名がかわりましたが,今でも売られていてplasticase 639となっています.
P6101799m.JPG 
今回取り出してみてB4サイズ厚さ25㎜(パネルと線路の高さを合わせて)なら緩衝材をいれても3枚収まることがわかりました.そこで,“パネルの組み換えでシャトル”(2016-10-10)で紹介したB4の線路パネルを並べてみるとうまく収まることがわかりました.
P6101803m.JPG 
P6101800m.JPG 
ピッタリB4サイズ3枚分と短い延長が一本収まります.
P6101801m.JPG 
これがエンドレス構成です.B4判3枚ですから364㎜x772㎜になります.
P6101802m.JPG 
これがS字シャトル運転の構成です.ダイオードが入れてあるので,タイマーを使った自動運転が可能です.本来は手前の半円の左側に地面パネルが入りますが,アタッシュには入らないので除外しています.また木々やストラクチャーを配置する場合は別の荷物になります.
線路パネルの内容についてはご紹介ずみですが,B4サイズの線路パネル3枚がアタッシュケースにぴったりと収まるということに今になって気づいたというご報告です.


nice!(0)  コメント(0) 

Diema DS40のメタルキットを組む [O-16.5mm (On30, O16.5)]

P6031764m.JPG
浅草で開催された鉄道模型市でChivers FinelinesのO-16.5ホワイトメタルキットをみつけました.
P5131660m.JPG 
Diema DS40です.天賞堂のパワートラックを動力に用いる英国製の内燃機のホワイトメタルボディキットは一時期たくさん出ていましたが,廃業したところもあり最近は少なくなりました.Chivers Finelinesも廃業していますが,Slimrailsが製品を継承しています.
さて,出展品にはパワートラック26㎜WBが付属しました.逆輸入品ですね.ただ,この車両は機械室が大きいので,低速走行が安定する減速比の大きい動力を使いたいところです.そこでアルモデルの2段減速の動力を採用することにしました.
 
Diemaはドイツのフェルトバーン向けに内燃機を供給した会社です.一族から分離したSchoemaは現在も盛業中です.直線で構成されているのでエッチング板や自作でも比較的作りやすい機種に思えます.武骨なデザインのドイツ型の中でもとりわけ硬いデザインだからか模型としての人気はありません.
 
キットのDS40 は6.6トンでオランダのレンガ工場で1991年まで稼働していたものを原型にしています.(NG&IRM Review誌 27号を参照)
P5171674m.JPG 
アルパワー2段減速動力(軸距26㎜)は機械室の中に余裕で収まりますが,床板は加工しました.
P5171676m.JPG 
前妻板も少し加工して,収まりを確認します.
P5181678m.JPG 
扉のないキャブで,瞬着による部品の接着で形は出来上がります.
P5181681m.JPG 
これがボディの組みあがりです.
P5251707m.JPG 
キャブ内には椅子とブレーキハンドルがつきます.
P5251710m.JPG 
床下にはブレーキシューやステップなどが付きます.
P5251711m.JPG 
運転重視のため,ナックルカプラー仕様に変更することが多いのですが,バッファービームがかなり厚いのでそのままにして下回りを組みました.
P5251712m.JPG 
動力は下側から取り付けるので下回りと上回りは一体でもいいのですが,取り外せる状態にしておきたいものです.
P5271717m.JPG 
そこで機械室のユニットとキャブ後部にはプラ材を入れて,ねじ止めできるようにしました.
P5271722m.JPG 
分解時を考慮し屋根は機械室側の妻板だけに接着する予定です.
P6021753m.JPG 
メタルプライマーを吹いた後,下回りはジャーマングレーの缶スプレー,上回りはサーフェサーを吹いた上に暗緑色をエアブラシしました.これで車体はねじ止めすると完成ですが,あと一仕事残っていました.
P6021754m.JPG 
内枠で車輪がむき出しなのが特徴ですが,調べてみると輪芯にはいくつかの形状があるようです.動力車輪は幸い輪芯部分が凹んでいて好きな形にできるので,写真から見つけた十字型の桟が入った形にしました.まずは底に落とす円盤をモーターツールで仕上げます.
P6021756m.JPG 
1.6㎜丸棒,ワッシャ,帯材を使って輪芯が出来上がりました.これが唯一,自作の見せ場ですね(笑).以上ですべて整いました.
 
P6031759m.JPG 
艶消しクリアの上にウェザリングを施して完成です.輪芯の雰囲気に満足です.側板の上部にある銘板はモールドされているので,サンドペーパーで擦って陽刻を浮かびあがらせました.
P6031766m.JPG 
ライト類は標準仕様についていないようなので当面は昼間運用専用です.
P6031763m.JPG 
キャブ側の妻板はそっけないです.
P6031766m.JPG 
1/43.5ですが,フレーム幅27.6㎜(1200㎜)とスリムなので他の車輛とも十分なじみます.
P6031776m.JPG
ピン・リンク式のカプラーを使うバッファーですが,ナックルカプラーの車輛につなげたいときはペアーハンズの成形品が便利です,ただし,手元にあるのは成形不良ジャンクとして放出されたものですが十分に使えます.ピンには手作りアクセサリーパーツの貴和製作所のヒートンを使ってみました.
P6031768m.JPG 
重量もあり,低速で安定して走ってくれます.久しぶりにメタルキットを組みましたが,次はガラリと趣向を変えて車輛製作続行中です.


nice!(0)  コメント(0) 

Nスケールの2軸電車 (N scale dinkies) [Nスケール]

箱にしまわれたまま僅かに所有するNスケール車輛ですが,先日練馬で開催されたスワップミート同窓会の出展物を選んでいる最中に出てきて並べてみたものがあります.出品物ではありません.2軸単車のトロリーカーです. 
P5301726m.JPG 
ざっと小さな2軸単車をならべてみました.路面ではなく専用線向けに集めてみたものです.
左端は今でも手に入る鉄コレの秋田中央交通の荷電デワ3000です. 
P5301724m.JPG 
これは特に愛着のある車輛です.それはプロトタイプ物としては数少ない自作の1/80作品(手前の2台)があるからで,TMS500号記念コンペで佳作になりました(TMS513,1989年4月号).後の2台が鉄コレもので青色一色の仕様もあります.
P5301736m.JPG 
動力も発売されているのではめてみました.荷電としての役割だけではなく,客車を牽引したようなので活用のイメージがひろがります.
P5301734m.JPG 
これはワールド工芸の横浜市電です.これを手に入れたということは当時まだこの手のキットが珍しかったわけです.今はトーマモデルワークスから同系のプラキットが出ています.路面用ですが旭川の単車が角田炭鉱の人員輸送に使われたということなので専用線での利用もアリというわけです.
P5301728m.JPG 
さて,これはペアーハンズから発売された東武伊香保軌道の電車(13号タイプ)です.ホワイトメタルで構成されていますが,木造電車の雰囲気がよく出ています.これを走らせる小さな登山鉄道のレイアウトをつくる計画で2セット購入したのでした.
P5301738m.JPG 
車体は組みやすいのですが,動力(左手前)はプラ製ボギー台車の片軸だけを駆動し,エッチングのブリル21Eを貼り付けるというもので,ちょっと走行に不安が残ります.今回,これを取り出した時はこのままだったのですが,ふと鉄コレの単台車動力(左後方,秋田中央交通デワに使うものと同じ)があることに気づき,それに入れ替えることにしました.側面裏にモールドされた床固定用の出っ張りをそぎ落とすことですっぽりと入りました.まだ落とし込んだだけできちんと固定していませんが,スムーズに走るようになりました.
P5301730m.JPG 
最後のこの電車はアーノルトの旧バイエルン王立鉄道のET184です.これを手に入れたのは随分前(1974年頃?)で当時2軸電車の模型はこれしかなく,是非ともほしいものでした.
img154m.jpg 
オーストリアのザルツブルクの駅に停車しているこの電車,貫通扉がない2面の妻窓である点を除くとこのモデルとほぼ同型です.1982年の撮影ですが特別運行のために置かれていたようでした.単車とはいえ路面電車と比べるとかなり大きな車体です.
 
ここに並べた車輛は二軸単車というだけで統一感のあるものではありません.レイアウトではテーマ設定を絞らないといけないのがトロリーモデリングの難しいところですが,Nスケールなら自由な気持ちでやればよいという気分になってきました.
伊香保線,秋保電鉄,角田炭鉱などのイメージが浮かびますが,中でもとりわけ伊香保電車を主役としたレイアウトを是非実現させたいところです.


nice!(0)  コメント(0) 

分割式フラットパネルレイアウト(池袋鉄道模型芸術祭2019) [O-16.5mm (On30, O16.5)]

“分割式パネルレイアウトの公開展示を振り返って(2018-08-03)”の続きになります.分割式パネルレイアウトは3つに分類しています:
1)フラットパネル構成
 地面付のパネルで,ストラクチャーや地形物はその都度載せる.普段は運転盤の役割.
2)箱組
 レイアウトとして完成させて箱組にして簡単に運べるようにしたもの.
3)シーナリー分解収納
 レイアウトとしてまとめていますが,ストラクチャー類は取り外して収納することにより容易に運べるようにしたもの.
 2019年3月の池袋鉄道模型芸術祭(NGJ出展)ではこの1)の分類に相当するものを展示しました.
P3241471m.JPG 
つまり置いて並べるレイアウトです.
TrackModule_exhibiton.jpg 
今回の基本プランはこちらです.両側のパネルは曲線半径250ミリで,シーナリー付のものもありますが,それとは別に運転盤として使っているもので,何回も表面の仕上げは変えています.上下の分岐は150R半円B3パネルと組み合わせるためにつくったものを共用しています.そして今回新しく用意したのはオレンジ色の中央部分(349x417ミリ)です.これは線路がないので厚さ2センチの青い建材用スチレンフォームを使いました.この組み合わせ全体で横幅は119センチになります.
P3031352m.JPG 
スチレンフォームパネルの表面には軽くプライマースプレーをかけたうえで木工用ボンドを水で引き伸ばしながら塗布,その上に薄く溶いたトミックス・シーナリープラスターを筆で塗りつけて地面としました.
P3121373m.JPG 
中央の地面の塗色はこの段階でまだ薄めですが,染料系のWoodland Scenics Earth Undercoat (KATO扱い)とアクリル塗料のTamiya Buffを主に使って色調を調整していきます.
P3121376m.JPG 
緑化に関してはturfを撒き,部分的にその上から静電気植草器をつかった繊維系の植草を施しました.自由にストラクチャーやシーナリーユニットを置きたいので表面はなるべく凸凹が少ないようにしています.
P3211412m.JPG 
シーナリーユニットやストラクチャー,ジャンク類,車,フィギュアを置いたところです.
P3211413m.JPG 
右側にはトンネルと樹木ゾーンを置いています.樹木ゾーンはべニア板の破片に3本の木がのったものです.
P3211414m.JPG 
左側と中央のパネルをまたぐように丘のユニットが載っています.ジャンク置き場はRusty Railの製品です.
P3211422m.JPG 
収納ですが,重ねてスーツケースにいれて電車,バスで運べます.
P3211434m.JPG 
地形ユニットです.
P3211433m.JPG 
フィギュアには0.8ミリの真鍮線を埋め込んでいます.べニアパネルには孔をあけて簡単に差し込めますが,中央のスチレンフォームパネルは簡単に孔が広がってしまうのでほかの設置方法に考えた方が良いようです.
P4071539m.JPG 
イベント展示では分岐の先は手持ちの延長部を付けましたが,自宅のテーブル上ではスペースの制限があるので,奥左手の分岐用に新しい側線パネルを検討しているところです.


nice!(0)  コメント(0) 

ATV3台がやってきました [car model]

P4241591.JPG
我がOナローの世界にATV(All-terrain Vehicle,全地形対応車)3台がやってきました.
オフロード車というのはオンロードもOKな通常登録の車を指すようで,サンドバギーなどの軽量のものはATVという分類だそうです.
Hot Wheelsと現在のMatchboxはいずれもマテルのブランドで,ディフォルメされた遊び心のあるモデルで占められています. 1/64に近いものもありますが,スケール不明な創作ものが多いです.バギーの類は1/43に仕立てられるものがあるので,ここではそのうちの3台をとりあげることにします.
 
【Kawasaki Brute Force 750】
P4241581.JPG 
まずはMatchboxのKawasaki Brute Force 750です.購入価格は470円で通常トミカとほぼ同じです.これはちゃんとプロトタイプがありました.
サドルにまたがる4輪バイク(バイクの語源が2輪ですからおかしな表現ですが)で日本のサイトから入ってもこちらに飛びます.楽しそうな乗り物ですね.
正確なサイズはわかりませんが,そのまま1/43として使える大きさで,けっこう良い出来です.
P4241590.JPG 
P4241589.JPG 
何も手を加えることはなく,ウェザリングを施しただけです.
 
【Bogzilla】
P4211579a.JPG 
次はHot Wheels(HW)のBogzillaです.イベントでセールになっていてたったの100円でした.プロトタイプはなくHWのオリジナル(日本人のデザイン)です.運転席にある円形に膨らんだ部分はステアリングホイールのようで大きなフィギュアを載せたイラストがパッケージに描かれていました.座席はちょうど良い大きさなので円形部分を切り落とすだけの加工になりました.
P4241585.JPG 
ダッシュボード上部の円形部分を切り落として新たにステアリングホイールをつけました.
P4241584.JPG 
ステアリングホイールは鉄道車輌用のブレーキハンドルです.ウェザリングを施して完成です.
 
【Four X Force】
P4241580.JPG 
最後はMatchboxのFour X Forceです.(こちらでも紹介:2017-12-10
右のオレンジ色が元のままです.二人掛けシートになっていますが,1/43見当にするためにモールドのステアリングを削り落として座席を外し,一人掛けのシートとステアリングを新生しました.
P4241587.JPG 
軽くウェザリングをしました.
P4241586.JPG 
座席とステアリングホイールの新調で楽しそうな小型のバギーになりました.
 
【揃い踏み】
P4241583.JPG 
こうして3台のサンドバギーというかATVが揃いました.貸し出し用にしましたので,少しは観光客が呼び込めるでしょう!
P4251597.JPG 
Four X ForceとBogzillaはフリースケール物ですが,運転席の改造で1/43スケールのモデルと並べても違和感なくなじみました.
Matchboxは日本に正規の輸入ルートがないようなのでイベントなどで探すようにしています.
HWやMatchboxは通常のトミカ同様に値段が安いので,ちょっとおもしろいものがあったら気軽に改造してみるのも面白いと思います.


nice!(0)  コメント(0) 
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。