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HO MantuaのCテンダーをOナローに [O-16.5mm (On30, O16.5)]

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HOのC型テンダー完成品を改造してOナロー機にした2014年の作品です.
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利用したHOの完成品は安く手に入ったMantua製のセンターキャブロコです.2013年のJAMで購入したGoatの愛称で呼ばれている機関車です. 
センターキャブを外してキャブをつくりかえてOナロータンク機にしようという目論見だったのですが,テンダーから片側の集電をとる構成なので簡単にテンダーを切り離すことはできません.眺めているうちにスロープバックのテンダーはそのまま使ってキャブだけ新製してもそれなりの形になるのではないかということで改造に着手しました。
センターキャブは簡単に外れます.外した部分のボイラーまわりにはディテールがなく,ボイラーも裾が絞られていないのでよく見るとおかしいのですが,ここは目をつむることにします.
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載せ替えるキャブは改造で余っていたバックマンの0-4-0ポーターのものがちょうど良いサイズです.
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屋根を削り,金属屋根のように両側を絞り込んだ形で仕上げた上,ボイラーの受け入れ部分を丸やすりで削りこみ,高さと位置を決めました.
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側板の下部はリベット打ちのプラ板で鋼板張りを表現しました.
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キャブをセンターから通常のボイラーのバックエンド側につけるため,テンダーは本来の接続よりも後退させる必要があります.コネクターを支えるピンを外して8㎜ほどテンダーを後退させるとちょうど良い間隔になりました.
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サンドドームとスチームドームは真鍮製のパーツを利用しました.
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サンドパイプも真鍮線でつくってあります。煙突はバックマンOn30ロコのオプションパーツに煙突の先端が外れるものがあり、それを載せてみると見事にぴったりと合いました.
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キャブは赤色に塗装しました.キャブ以外は黒を吹き,軽くウェザリングをして完成です.
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バックマンの最近の製品と比較するとロッド類をはじめとした出来に古さを感じますが,走行は問題ありません.数量の貨車や客車を引かせてのんびりと走らせています.
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さて,もう一台0-4-0のセンターキャブがあります. 
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動輪が3軸ではなく2軸であるほかはほとんど同じ構成のMantuaの製品で,キットの形態で購入したものです.
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こちらは1989年に購入しているので,モーターは旧式のオープンフレームです.
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これも同様にキャブを外してOナローにしようかと考えましたが,問題はモーターです.前述のC型機はモーターが新しくなっていますが,こちらの古いモーターのままでは走行が安定しません.モーターを交換した場合の取り付け方法を考えながらそのままになっています.


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