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1/48-1/43 Jeepとその仲間たち [car model]

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【1/48 Willys MB】
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タミヤの1/48ミリタリーモデルでアメリカ歩兵前線休息セットというのがあります.フィギュア9体には今日に通じるジャンパーを着た人物もあり,軍用以外でもOスケール鉄道模型ではタミヤ人として重宝されています.しかし,このキットには車が含まれています.普通ならフィギュア付きの車のキットとして扱えばいいとおもいますが,おまけのような待遇になっているのがWillys MB,通称軍用ジープです.
もう一つはかなり前に入手したものですが,FROG製のキットです.FROGのキットはエンジンやトレーラーがついているのが魅力ですが,トレーラーだけ入手当時に組んで利用していました.
今回タミヤのキット2台とFROGの本体を完成させました.
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タミヤの2台です.軍用装備は外していますが,素組みです.工場配備の作業車となる予定で塗色は派手な民生色としました.組みやすいキットです.
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こちらはFROGのキットです,現在は出回っていない製品です.素材のプラスチックは少しやわらかいです.フィギュア4体,エンジン,幌,それにトレーラーがついているのがいいのですが,床板の前方を削らないとはめ合わせが難しく組立にてこずりました.
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タミヤと違ってこちらについているフィギュア4体はすべて座位なので鉄道の運転手としても活躍してもらう予定です.
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完成した3台をならべてみました.
 
【GAZ-67B】
タミヤの同じシリーズからでているソビエトのフィールドカーも併せて組みました.
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実在するかは知りませんが民生用塗色で仕上げています.
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MBと比べるとフェンダーが張り出している部分だけ幅が広くなっていますが,キャビンのサイズはあまり変わりません.
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MBの同色の一台と並べてみました.
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これらの組み立てでタミヤ人,フロッグ人が大勢やってきました.塗装が間に合いません.
 
【1/43モデル 初期ジープ】
1/43のダイキャストモデルです.そもそもアメ車としては極めて小さく,活躍の場も世界中なので1/48のOスケールレイアウトに違和感なく溶け込みます.
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右から1台目のShore Patrolと3台目の明るい迷彩がHongwellの製品,安価ながらよくできています.
白いのは国連仕様(Victoria製品).そして左端は民生車CJのレジャー仕様Jeep Surrey(ixo製品)です.
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1/48(Tamiya)と1/43(Hongwell)の比較です.大きさの違いは歴然ですが,スケールに幅のあるOスケールの情景には配置しだいでどちらも使えます.
 
【1/43モデル ジープの発展】
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その後のジープの進化です.中央は1955年から83年にかけて製造されたJeep CJ-5(ixo製品).かなり大きくなっています.そして右側が現行一つ前のJK(greenlight製品)です.
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ジープは世界中でライセンス生産されてきました.三菱ジープ(写真左)は初期のCJ-3が原型になっていてこれはデリバリーワゴンJ30(1961)です.モデルは国産名車コレクションにラインアップ(ixo製品)されていました.
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並べたツートンのワゴンはWillys Rural (1968)です.ブラジルで生産された派生車で面構えは随分幅広ですが,側面は三菱ジープのデリバリーワゴンに似ていて起源が同じ車であることがわかります(whitebox製品).
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現在ジープブランドはステランティスの傘下です.そこでフィアットが生産していた同類のFiat Campagnola(1963)を取り出してみました(ixo製品).イタリア側のモンブラン,Monte Biancoのロープウェイの所有車になっているところが面白いです.
新型ジープは大きくなりすぎましたが,初期型のジープや同類の小型車は産業用ナローゲージの情景になじみやすく重宝しています.


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