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HO専用線レイアウト構想2 機関車 [HO]

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貨物専用線は電気鉄道としました。自作した機関車を並べてみました。上段が輸送用のED型電機。中段は入換機、下段は作りかけの車両です。
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主力となるB-B電気機関車です。いずれもパワートラックあるいはエンドウのトラクションモーターを2台装備しています。下回りは真鍮板とアングルでがっちりと組み、台車は電車用のものを装着しています。上回りはプラ板の自作です。箱型と凸型があり、もう一両は車体製作に至らないまま下回りだけが予備として残っています。
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これが主力となるデッキ付きの箱型機です。岳南に引き取られたED29のスタイルです。この機関車は結構走らせていたので、下回りの塗装は剥げています。
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こちらは木造の凸型機です。
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こちらはその2両の設計図面です。
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屋根まわりのディテールです。サンドペーパーを貼っています。
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入換用のディーゼル機もプラ板でつくりました。
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これが設計図面です。
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ディーゼル機は車体がもう一両完成しています。未塗装なので構成がわかると思います。
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こちらの小さな電機は9㎜から鞍替えした作品として以前に紹介しました。
 
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キットや完成品の機関車も活躍してもらう予定でした。産業用機関車として手頃な製品は海外のものが多いです。これはMDC/Roundhouseのロングセラーだった箱型ディーゼル機のキットです。車体は一体で細かな部品は取り付けていない状態です。パンタを載せれば電機になりますが、下回りは車体を載せ替えてクライマックス機としても利用されているトンデモモデルです。古い棒型モーターを使っていて現在は市販されていないようです。こういう安くて楽しめる製品は日本製にはあまり見られませんでした。
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こちらはRocoの凸型2軸機です。凸型機は西独のメーカーが出していますが、Roco製品は比較的安かったように記憶しています。カプラーをKadeeに換装して、2両連結で活躍してもらう予定でした。
以上が主だった機関車です。続いてストラクチャーと貨車のことを述べていこうと思います。


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HO専用線レイアウト構想1 レイアウトプラン [HO]

仮想トロリーラインの展開をどのような方向に進めていくかあれこれ迷っていたころ、着手したのが産業鉄道でした、ナローゲージを本格的に始める前のことです。
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これが当時検討したレイアウトプランと走らせる予定で自作した電気機関車です。まず今回はレイアウトプランのお話をしようと思います。
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これがレイアウトプランです(クリックで拡大できます)。組線路を使った120㎝x180㎝のレイアウトで、支線の一つに勾配があり、行き止まりになっています。図面を見やすくするために線路プランをコピーし、原図に書かれたストラクチャーの配置や機能を書き直して着色してみました。建物はほとんど市販のキットに基づいています。また〇で囲んでLと書かれているところが貨物の積み込み(loading)箇所、〇で囲んでUと書かれているところが積み下ろし(unloading)箇所です。
 
設計にあたっては以下の特徴を盛り込みました。
 
●鉄道のコンセプト
フリーランスの貨物専用鉄道です。アメリカの安い貨車と自作の電気機関車の編成を走らせ、ストラクチャーはドイツ製のアメリカ型プラキットを使います。ただしアメリカ臭はなるべく抑えた第3国の設定としています。
 
●レイアウトサイズと使用線路
HOスケールでサイズは4ft x 6ft(120㎝ x 180cm)。アングル材の枠組みとして占有できる最大のスペースとしました。
線路はすべてATLASの組線路snap trackを用いています。まずは固定せずに配置し、飽きたら作り直すつもりでフレキは一切使わないことにしました。ポイントもATLASの製品で、固定しなくても使えます。カーブには半径15in(381mm)と18in(457mm)の組線路を合わせて使っています。ATLASの入門用プラン集では18in(457mm)が主ですが、最小カーブの15in(381mm)を組み合わせることで線路配置を充実させることができます。奥の鉱山に向かう路線は持ち上げて使います。固定レイアウトにするつもりでしたが、まずは並べてみて走らせることにしました。
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●貨物運行の想定
アメリカでは貨物の集配を計画的に行うレイアウトが実際にあります。そこまで本格的なわけではありませんが、路線図にあるような貨物輸送の路線配置を想定していて、エンドレスを回遊することで展開できます。ここで扱う貨物はBarrel:ビール樽、Pipe:土管、Log:材木、Ore:鉱石、の4点です。そして貨物積み下ろしの仕掛けを盛り込むことにしました。
 
●ストラクチャーキットの活用
ドイツ製アメリカブランドのプラ製ストラクチャーキットをため込んでいたので活用することにしました。Barrel、Pipe、Log、Oreの4点については仕掛けのあるストラクチャーを利用するのが原則としましたが、場合によっては自作して、実際の積み下ろしができるようにします。積み込む箇所が〇で囲んだL:loading、積み下ろす箇所を〇で囲んだU:unloadingで示しています。
 
このような構想で実際に線路を配置し、一部ストラクチャーを置いて走らせましたが固定レイアウトには着手せず片づけてしまいました。写真も撮り忘れました。現在、線路、車両、ストラクチャー類はすべてそろっていますが、場所が不足しているのでおそらくそのままの再現は無理だと思っています。次回は車両のこと、そのあとはストラクチャーのことに触れていきます。


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