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HO専用線レイアウト構想1 レイアウトプラン [HO]

仮想トロリーラインの展開をどのような方向に進めていくかあれこれ迷っていたころ、着手したのが産業鉄道でした、ナローゲージを本格的に始める前のことです。
P6164059m.JPG 
これが当時検討したレイアウトプランと走らせる予定で自作した電気機関車です。まず今回はレイアウトプランのお話をしようと思います。
鉄道プラン1m.jpg 
これがレイアウトプランです(クリックで拡大できます)。組線路を使った120㎝x180㎝のレイアウトで、支線の一つに勾配があり、行き止まりになっています。図面を見やすくするために線路プランをコピーし、原図に書かれたストラクチャーの配置や機能を書き直して着色してみました。建物はほとんど市販のキットに基づいています。また〇で囲んでLと書かれているところが貨物の積み込み(loading)箇所、〇で囲んでUと書かれているところが積み下ろし(unloading)箇所です。
 
設計にあたっては以下の特徴を盛り込みました。
 
●鉄道のコンセプト
フリーランスの貨物専用鉄道です。アメリカの安い貨車と自作の電気機関車の編成を走らせ、ストラクチャーはドイツ製のアメリカ型プラキットを使います。ただしアメリカ臭はなるべく抑えた第3国の設定としています。
 
●レイアウトサイズと使用線路
HOスケールでサイズは4ft x 6ft(120㎝ x 180cm)。アングル材の枠組みとして占有できる最大のスペースとしました。
線路はすべてATLASの組線路snap trackを用いています。まずは固定せずに配置し、飽きたら作り直すつもりでフレキは一切使わないことにしました。ポイントもATLASの製品で、固定しなくても使えます。カーブには半径15in(381mm)と18in(457mm)の組線路を合わせて使っています。ATLASの入門用プラン集では18in(457mm)が主ですが、最小カーブの15in(381mm)を組み合わせることで線路配置を充実させることができます。奥の鉱山に向かう路線は持ち上げて使います。固定レイアウトにするつもりでしたが、まずは並べてみて走らせることにしました。
鉄道プラン2.jpg 
●貨物運行の想定
アメリカでは貨物の集配を計画的に行うレイアウトが実際にあります。そこまで本格的なわけではありませんが、路線図にあるような貨物輸送の路線配置を想定していて、エンドレスを回遊することで展開できます。ここで扱う貨物はBarrel:ビール樽、Pipe:土管、Log:材木、Ore:鉱石、の4点です。そして貨物積み下ろしの仕掛けを盛り込むことにしました。
 
●ストラクチャーキットの活用
ドイツ製アメリカブランドのプラ製ストラクチャーキットをため込んでいたので活用することにしました。Barrel、Pipe、Log、Oreの4点については仕掛けのあるストラクチャーを利用するのが原則としましたが、場合によっては自作して、実際の積み下ろしができるようにします。積み込む箇所が〇で囲んだL:loading、積み下ろす箇所を〇で囲んだU:unloadingで示しています。
 
このような構想で実際に線路を配置し、一部ストラクチャーを置いて走らせましたが固定レイアウトには着手せず片づけてしまいました。写真も撮り忘れました。現在、線路、車両、ストラクチャー類はすべてそろっていますが、場所が不足しているのでおそらくそのままの再現は無理だと思っています。次回は車両のこと、そのあとはストラクチャーのことに触れていきます。


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