水の抜けた湖を訪ねて [travel]
先日埼玉県の深谷のほうに車で出かけた帰り、同行した娘がブックマークしていた湖に立ち寄りました。毛呂山町の鎌北湖です。
これが鎌北湖現地の案内板です。人工的な貯水池としてつくられ、桜や紅葉の名所らしいですが、築堤の耐震工事が数年前から始められ水が抜かれた状態になっています。
これは築堤の上から眺めたところです。池(湖)が左右にV字型に広がっており、中央の部分が岬のようになっています。
貯水されていれば水面が広がっているはずです。中央が岬の部分で、木々に埋もれている建物は廃墟のようです。
築堤を渡って進むと放水路が見えます。平常時は壁の左側まで水が蓄えられていることになります。
水深は結構ありそうです。そして見えるのが鎌北湖の用水管理棟です。
用水管理棟はモダンで造形がいいです、
建物はきれいに管理されています。
結構凝った意匠です。
第1駐車場の脇から自然歩道に入れます。奥武蔵自然歩道です。
降り口に近づくと見えてくるのが宿泊施設レイクビューホステルです。
遊歩道を降りたところに建物はありました。
現在は営業していない状態ですが、建物は維持管理されている様子です。
その脇にある案内所と書かれた閉鎖中の小屋です。
宿泊施設から駐車場のほうに引き返し、対岸を見ると揚げられたスワンボートと手漕ぎボートが見えます。そして右に見えるのが岬にある廃墟です。
寂しそうなスワンボートの並びです。広報によると貯水が復帰すればボート営業を再開するようです。
廃墟は元々旅館で、残っている別館は何年も放置されているようです。池を見渡すには最高の立地です。廃墟の探検は家族から禁止令がでているので近づきません。
水が抜かれているので荒涼感が漂いますが、平日でも駐車場に車をとめて散策している方が何組かいました。工事が完了し貯水が復帰すればまたにぎわいを取り戻すことでしょう。
2021-06-03 17:49
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