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A1パネル3部作から 氷取沢鉱山濁河線再訪 Nigorigo Line [O-16.5mm layout]

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 “氷取沢鉱山濁河線”はA1サイズで製作した最初の作品です。A1判(594㎜x841㎜)は両手で抱えながら部屋間を水平のまま移動するのに限界のサイズで、パネルが手に入りやすいこと、軽量化できることも利点なので、連作することになりました。
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製作法は拙著“Oナローゲージ・トロッコモデリング”(機芸出版社)としてまとめています。出版して20年になります。
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線路配置は上下2段になっており、それぞれエンドレスに引き込み線がついています。勾配をつけず、なるべく車両の見せ所を盛り込みたいということからこの欲張った線路配置となりました。曲線の半径は150㎜と200㎜で、PECOのYポイントを3本使っています。
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久しぶりにカバーをはずして取り出してみると、樹木がいくつか折れていました。それらを修復し、枕木の色調を抑えるために軽くウェザリングを施しました。
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ポイントは電動で、脇にスイッチを並べています。あまり使うことがなかったので、以後の作品はすべて手動になりました。
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右側にある駐泊所と作業所方面を見渡します。
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下部軌道がトンネルから顔を出す中央の部分です。
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上部軌道の列車が作業所を通り抜けて木橋に差し掛かります。
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木橋が車両の見せ場です。Oナローの車両として初めて組み立てたGrandt Lineのプリマスが走ります。
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プラ板KATOタイプも久しぶりに走らせてみました。
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下部軌道を走るのは11号内燃機で、Oナローのプラ板自作一号機です。
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上部軌道左側の積み込み棟に進入します。
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積み込み棟手前の側線にはU字型のなべトロが放置されています。
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積み込み棟から出てきたKATOの編成
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Simplex機がなべトロのおかれた側線に待機中。ポイントにはCaboose IndustriesのHO用転轍機を装着していますが、PECOの電動スイッチを入れているため、連動をはずしたダミーです。普段は手で直接転換しています。
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積み込み棟を見渡します。
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上部軌道の駐泊所です。下見板は一枚ずつプラ板を貼っています。安全第一の札は経年変化でよれよれになっています。最近製作した自作動力“プラパワー”の内燃機が並びました。
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箱型DLが駐泊所の脇をかすめます。
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このレイアウトを製作して20年が経ちました。現在と技法はほとんど同じで、進歩がありません。そのあとは手抜きの手段ばかりを考えてきたようで、反省しています。置き場所を考慮して古いレイアウトを整理しようかと思い立ち順番に取り出していますが、どれも愛着があるので大切に残し、時々取り出しては走行を楽しむことになりそうです。


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