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最初のレイアウト:松ヶ崎開発鉄道 [N-scale]

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シーナリー付きのレイアウトとして初めて完成させたのがこのNスケールレイアウトです.学生時代の作で,おそらく完成したのは1974年ごろ,写真は1975年ごろ友人に屋外で撮ってもらったものです.大学生になってNゲージを始めることになり,やっと念願のレイアウトをつくることになりました.試行錯誤の末,決まったのが80センチx120センチの小さなレイアウトで,ループのほか,end-to-end,リバース線を織り込んだ欲張りなプランです.

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実現したかったのは,こだわりの小電気鉄道だったのですが,当時Nゲージでは適当が製品がありません.日本製品の電車・電機はKATOのEF65/70かモハ101系しかなかった時代でした.そこでミニトリックスやフライシュマンの2軸入替用機関車を電気機関車風に改造し,客車を引かせる編成列車になりました.線路はPECOのフレキシブル, Setrackの228ミリ曲線,バックマンやミニトリックスのポイントを使っています.またヤード部分は砂利バラストまきですが,ループ部分はPECOのスポンジ道床です.

この創作鉄道は松ヶ崎開発鉄道と名づけました.

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ヤードにある機関庫はPECOの単線機関庫の側面を利用して複線に拡幅,屋根はFallerのものを利用しました.将来の架線集電に備えるために多くの部分にVollmerの架線システムを取り付けています.

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シーナリーは発泡スチロールで地形をつくり,グラスマットを敷き詰めて道路や露出部分には紙粘土を使っています.プラスターは使っていません.

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丘の上に続く道路です.ストラクチャの多くはFallerなどの西独製品ですが自作のものもあります.

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山上の終端駅です.ポイントはスプリング式なので,待避線を経由して戻ります.


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フライシュマンの2軸電機がひく編成がループを走行中.ループは山上への分岐があるので上り下りの勾配があります.ループ部分の道床はPECOのスポンジ製です.

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ループから抜けた編成はトンネルを経由して手前のヤードに戻ってきます.


こうして楽しんだレイアウトですが,その後就職で上京し,片づけることになりました.そして切り取られた手前のヤードの部分だけがガラスケースの最下段に収められ,実家に残ることとなりました.


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この写真は今年初頭にとったものでケース最下段に収められたヤード部分が見えます.しかし,さらなる整理が必要となりました.残すほどのものでもないので,処分がきまりました.結局Nスケールのレイアウトはこの一作のみです.レイアウトで用いた車両や自作ストラクチャの一部は残してあるので引き続き述べていきたいと思います.


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