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落とし場のあるレイアウト 地面をつくる [S-9mm]

レイアウトは最近,電車での持ち歩きが可能,というものを主体に作り続けています.このたびのSナローの展開でも最初のレイアウトはA2判サイズでつくりました.立体的な作りこみはなくフラットに収納できてストラクチャーは置くだけというものです.ストラクチャーを置かなければHOナローとしても共用できます.

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今回のシーナリーは山を置かず,鉱石,砂利やボタ捨ての引き込み線,そして小川などを配したもので,なるべく薄く収納したいことからパネルの裏面を使うことにしました.プランはループの内側と外側に引き込み線があり,内側の引き込み線は積み荷をダンプカーに移す落とし場になっています.内側の引き込み線にはダイオードを入れてあり,自動往復に備えています.PECOの009のフレキシブルとYポイントを使っています.線路敷設用のべニア板を入れる方法でプランを具体化してきます.


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沈み込み型の地形は発泡スチロール板で整えています.


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この上にべニアパネルを載せ,線路を敷設しています


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Oナローではプラスターの土台にキッチンペーパーやプラスタークロスを使うことも多いのですが,今回は直にプラスターを塗りました.べニア板には防水のための塗料をぬり,ボンド水溶液を塗布したうえでトミックスシーナリープラスターを塗りました.部分的には茶こしを使って粉のまま振りかけています.


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線路はバラストを撒く前にウッドブラウンの缶スプレーでレール側面をウェザリングしておきます.バラストまきが終わったところで塗装です.シーナリーの下地塗装はウッドランドのアースアンダーコートを薄めに溶いて塗りタミヤの水溶性アクリル塗料のバフなどでアクセントを付けましたが,あとからの色調調整も考えて色は明るめです.一か所ある橋はプラ棒製です.


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緑はターフなどのスポンジ系とSilflorなどの繊維系を併用しています.

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小川の水はグロスメディアムの筆塗で表現しています.

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落とし場の部分です.板の部分はバルサシートでつくりました.

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ひとまず地面が完成しました.この状態で運転盤として楽しめますが,この上に載せるストラクチャーの製作にとりかかりました.

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