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ペアーハンズのキット組立 軽量機関車と巡察車 [O-16.5mm (On30, O16.5)]

毎年秋に開催される軽便鉄道模型祭にはクリッターズクラブのブースに作品を出させてもらっています.
今年2018年は「ペアハン祭!」と題してペアーハンズ(Pair Hands)さんの作品を集めるということです.
NやHOナローのものも少しありますが,持っているのはほとんどがO-16.5㎜のキットです.これを機会に途中で放置してあったものを組みあげてみました.これが完成している作品のすべてです.
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手前の3台は以前に組み立てていた加藤協三ホイットコムの内燃機,奥左は小さな駅舎のペーパーキットです.
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これらのうち,ここに並ぶ4輌の動力車と貨車がこの機会に組み上げたものです.順次取り上げていきたいと思います.
 
【軽量機関車55号 Simple XS】 
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シンプレックスの雰囲気を楽しむ機関車ということになっていますが,座席が横置きの軽量オープン機という以外には共通点はありません.枠にはKATOの陽刻があり,ジャンクを寄せ集めて現場でまとめたという雰囲気です.そこでsをつけてエキストラスモール(XS)のSimple XSと名付けてみました.
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ホワイトメタルのパーツから成るキットで動力は天賞堂パワートラックWB24.5を使います.レバー類は別売りのセットになっていましたが,それも合わせて使いました.
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瞬間接着剤で組める簡単なキットです.派手にパーツに色を変えて組み上げたので,はめ込み式玩具のような様相になりました.センターの赤いタンクを載せた黄色いトランスミッションの部分はパワートラックに直接接着する構造です. 
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パワートラックは両面テープで固定するように書かれていますが,端面側に発泡スチロール片を入れて固定してみました.
 
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ブレーキハンドルの支柱を立てるスペースがぎりぎりで,運転席が手狭ですが何とか運転してもらえそうです.
 
【岩手富士巡察車56号:Iwate Fuji Inspection Car powered by Gandy Dancer】
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森林鉄道で活躍した巡察用の岩手富士T62JHモーターカーです.
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動力にこのBachmannのGandy Dancerを使っているのが良いアイデアです.ただし1軸駆動で走行性能は今一つです.また,間をプラで絶縁した極性分割の構造なので,真鍮のフレームにはめるためにはセロテープで周囲を絶縁する必要があります.
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動力を中心に収めたオープン仕立で座席もついています.側板と屋根は接着して側面の下回りをフレームにねじ止めする構造のようですが,ホワイトメタルの屋根を真鍮の側板にどのように接着したらよいのか悩むところです.そこで適当なドアをプラ板でつくり,密閉型にして側面を囲み,ドア部分の上部で屋根をねじ止めする方法にしました.
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ヘッドライトは少し大き目のアルモデルのパーツを使いました.セロテープで周囲を絶縁したGandy Dancerの動力は押し込んだだけの固定になっています.
 
Gandy Dancerのレバーの動きを活かした作品は次に紹介します.


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