手を振る機関車Bump Around ペアハン+ホットウィール [O-16.5mm (On30, O16.5)]
おじさんが走行中手を振ってくれる機関車です.
ペアーハンズの“小型ガソリン機関車,夏スタイル”というキットです.BachmannのDavenport DLをさらに短くしたずんぐりスタイルの機関車キットが出ていますが,それをオープン仕様にした変種というわけです.キットの魅力は運転手の人形がセットに含まれていて手を振らせるようになっていることです.
前述の岩手富士のモーターカー同様,動力はGandy Dancerです.以前にレバーの動きを使って煙突の先を上下させるスピーダーを2台つくったことがあります.このキットはレバーを使って運転手の右腕が動くようにしているところが特色です.また片方のレバーもアイデア次第で使えるというわけで機械室のカバーを揺らすようなことが出来るようになっています.しかし付属のラジエターは大きいし,モーター部分をエンジンとみなすにしても真ん中に寄りすぎていて一工夫必要です.
そこで活用を思いついたのがホットウィールのBump Aroundというモデルです.前(2017-12-10)に紹介しましたが,天井集電でぶつかり合って走行する遊園地の乗り物です.このボンネットは是非内燃機に流用したいと考えていましたが,小径車輪に広い土台を備えたこの機関車ならうまくまとまりそうです.
5ミリかさ上げするとちょうど収まりました.
プラ板を内張し,その上にもう一枚重ねて整形しました.ヘッドライトはドリルでえぐってみました.
動力の周囲はテープを貼って絶縁していますが,車体からはずれないようにするために左下側(白い部分)に押さえのプラ片をねじ止めしています.カプラーは少し大き目の009用をつけました.
運転手の右腕はレバーにはんだ付けした0.4ミリ線で支えられているので上下します.
反対側のレバーにも線をつけてボンネットごと上下する仕掛けを試みました.しかしダイキャストが重くてレバーの動きが抑えられてしまい手の振りにも影響するので諦めました.
Bump Aroundのボンネット部分からはエンジン音も高らかに走り回る姿が想像できますが,本来は遊園地の電動遊具ですから,ここにエンジンは入っていないのですよね(笑).
2018-09-22 17:36
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