ポケットライン・ナロー(3)O-9mm内燃機関車”COMBU” [O-9mm]
小さな鉱山での利用,あるいは遊覧列車の牽引用としてスリムな機械室を持つデザインの内燃機関車をつくりました.
レーザーカットによるO-9mmの機関車第1号はバテロコでした.
前作と同様にKATOのチビ凸用動力(新旧)を加工なしではめ込む設計です.
下回りは前作のバテロコとほぼ同じですが,軸受けまわりのデザインを少し変えました.
【組立】
キャブを組んでいます.
箱型に組みあがりました.
機械室の基礎です.
側板,天板,ラジエターを取り付けていきます.ラジエターの保護柵,手すり,ドアハンドルなどはステープラー(ホッチキス)MAX No.35の針を使いました.
T字のパーツは車体に接着し,下回りを通じて動力のスロットに入れて固定します.
完成した下回りです.
排気管やライト類をつければ完成となる塗装前の状態です.
ヘッドライトレンズはアクリルシートをレーザーカットしました.
【完成】
上回りはサーフェイサーを吹いた後にガルグレー,下回りは黒の下地に赤を吹き付けました.
少しタッチアップをして完成です.
色違いの機関車です.上回りはサーフェイサーを吹いたあと,タミヤのライトグリーンを吹き付けました.
【LEDライト】
ヘッドライトは照明も可能なように貫通にしました.そこでラジエター側にLEDを入れてみました.新型の動力は旧型にように帯板が露出しておらずダイキャストブロックになっています.そこでプラスチックフレームとの隙間に0.6ミリほどの孔をつけて,抵抗を入れたLEDのリード線を差し込むようにしました.
LEDは100円ショップで売られているデコレーションライトを使いました.6~8個のチップLEDがモールドされて並列に配線されているので,切り離して使うと便利です.
【愛称COMBU】
さて機種に愛称をつけておこうと思い,“COMBU”としました.内燃機関Internal COMBUstion engineの略称になるのですが,今年5月に天寿を全うした我が家の愛犬が保護施設にいたときの名前が“コンブ”でした.その思い出の意味もあります.
【レーザーキットの頒布に関して】
この作品はレーザーキットとして2022年12月2-4日にRail Classicさんが主催した吉祥寺鉄道模型アートマルシェにて頒布しました.
なお,レーザーカットキットに関しては遠方の方から入手方法を聞かれることがありますので,この度ナローガレージさんで扱っていただくことになりました.ご関心のある方はこちらをご覧ください:
2022-12-13 22:21
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