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古びた小屋 Small old shack [O-scale structures]

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古びた小屋のレジンキットを組みました。おおよそ6cmx8cm で6畳小屋ですね。
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前回紹介したRusty Railのレジンキットです。壁面には、たらいやランプ、ガラクタが載った棚がモールドされているのが楽しいです。HOではWoodland ScenicsのMini Scenesのメタルキットのディテールに見られますが、このメーカーもジャンクパイルが得意なだけあって、凝ったディテールが随所にあります。小屋のほかにもいくつかの小パーツが入っていました。小屋の側面は僅かですが不揃いに歪んでいて床板もないので上下の合わせ位置がはっきりしません。傷んだぼろ小屋として組立を楽しむことにします。
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説明書によると、製作者はモールドの洗浄はしたことがなく、量販店にあるラスト・オリウム・カモフラージュなるプライマーを下地として吹き付けているとあります。ホームセンターでこの商品を見つけましたが、錆びたものの上に直接吹き付ける塗料で、メタリックや黒などしか見当たらず、値段も結構するので従来の方法で仕上げることにしました。
方法は前回のウィンチと同じです。プライマーとして軽くミッチャクロンを吹いたあと、塗料の代わりにグレーのサーフェイサーで全面を覆い、部分的にウッドブラウンをスプレーしました。屋根はレッドブラウンを吹いています。
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少し白い塗装が残っている感じにしようと思い、白のウェザリングパウダーを軽く擦りこみました。そのあと、墨汁のタミヤX20A割を溝に流し込んだ結果、全体的にグレーの基調になりました。
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たらい、ランタン、ラジエターグリル、鎖、棚にある小物などを塗っていきます。
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壁は歪んでいるので上端を合わせる感じで、プラ板で用意した床板を入れてゴム系接着剤で箱組にします。
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ほぼ固まった段階でさらに瞬間接着剤をながして固定しました。
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屋根の頂上にはドラフティングテープを貼りました。
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5ミリのプラ丸棒で2枚の屋根を接着しています。
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ウェザリングパウダーで屋根を仕上げました。
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小屋の基礎として5ミリのプラ角棒を入れました。このような基礎にすると壁面にもたれかかっている斧やラジエターが浮いてしまうので、その下の板になるような張り出し部分を付けました。
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付属品とともに完成しました。
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ドアは少し開いた状態で固定しています。
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こちらの壁面の小物はすべて壁面と一体モールドですが自然な感じです。
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こちら側には板を渡して壁面にモールドされたラジエターや斧を支えるとともに小物を置きました。
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ジオラマ台に置いて撮影しました。
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車体は歪んでいたりすると気になりますが、ぼろ小屋なら、それも味の一つでレジンモールドの対象としてはいい題材かと思います。
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バルサによる自作“ポーチのある古家” https://karatcreek.blog.ss-blog.jp/2019-08-10
バスウッドキット“森の居住小屋” https://karatcreek.blog.ss-blog.jp/2020-05-31
と続いてレジンキットではほとんど塗装仕上げだけの作業となりました。Rusty Railの小屋キットはもう一種類確保してあります。

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