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1/43シトロエンの変わり種と東欧系の小型車など [car model]

引き続き1/43モデルカーの話題です.まとめて入手した珍車を紹介します.
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▲まずシトロエン2CVベースの変わり種を2台. 左はシトロエンが開発途上国で展開したシリーズの一つでIvory Coastで生産された 1970年式Baby Brousse.メアリに似ていますが,シートメタルのボルト締め構造.簡単に製作できるというコンセプトだったようです.ヘッドライトの部分にも網がかかっています. 右はノッチバックの2CV,1970 2CV Citroneta でチリとアルゼンチンで生産されたもの.なんでノッチバックかと思いますが,後部はトランクというより蓋つきピックアップというほうがふさわしい形状です.つまり荷台としての役割を担っていたらしいです.(ともにdiecast-clubのモデル)
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▲これはシトロエンメアリの業務用,左はアイス売り,そして右は鮮魚売りの仕様です.どちらも人形がついています.(Atlas)
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▲こちらはGAZ 03-30 mini busですがA型フォードのバスとしてレールカーに改装しても面白そうです.(Nash Avtoprom)フェンダーと上半分はプラ製ですが,予想より良くできています.
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▲旧東ドイツで1964-74の間生産されたMulticar M22(IST).軽自動車のサイズです.これは運転席のみのキャブですが,フルキャブもあり,現在も産業用車両が作られています.
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▲ロシアの無限軌道型トラクターが2台,ChTZ Stalinetz 65とSHTZ NATI(ともにアシェットコレクション).TZはトラクター工場の略で,ソビエト時代に各地に存在しました.
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▲ミンスク(現ベラルーシ首都)トラクター工場でつくられたMTZ T-16(アシェットコレクション).この写真は後部で,運転席は荷台の方を向いています.
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▲そして1944年型Universal U-2(アシェットコレクション).素朴な形で,ステアリングの軸が水平に伸びているのが特徴です.IH の初期モデルFarmall Regularを模範にしてつくられています.エンジンの部分,そのまま機関車に移植できそうです.
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▲最後に小型自動車を並べてみました.左からTrabantの初期モデル P50(1957-62) (Atlas),次はフィアット傘下時代にFiat 500をベースに生産された1959 NSU Neckar Weinsberg 500 Coupe (BoS),そして3輪の1957 Fuldamobil S7 (BoS)で排気量は200cc,右端はポーランドの小型車1958 Mikrus MR-300 (WhiteBox)で,排気量は300cc.Trabant は少し大きいですが,他の3台はほぼ初期規格の軽自動車のサイズです.
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比較のためNeckarとMikrusのとなりにマツダクーペとキャロルにならんでもらいました.


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