屋外灯をつくる [O-scale structures]
手軽なLEDをそのまま利用して柱や壁についている笠付電灯をつくりました.
最近はめっきり見る機会がなくなったS字首のこのタイプです.たまたま数日前に拝観したお寺(建仁寺)の渡り廊下のところにありました.
模型用の笠付電灯で重宝したのが中央のWalthersの製品で12V給電です.HO用ですがOとして活用してきました.左はGRSのHO製品で1.5V用です.
そして右側が今回製作したLEDを使った電灯です.今回は工場と機関庫に取り付けるのですが,電源は簡易な電池による3V給電とし,消費電力の少ないLEDを利用します.LEDは径3ミリのものが手軽で,電灯色,抵抗入りで直接3Vがかけられるものを使うことにしました.
電灯の笠をどうするか考えたあげく,ビーズ用アクセサリショップの貴和製作所で直径10ミリのちょうど良いものを見つけることができました.電球側は平らですが,良い形をしています.ボタンを扱う店に行けばもっといい形のものが見つかるかもしれません.
3ミリの孔を貫通一歩手前まで開け,笠側を黒で塗装後,緑を吹き付けました.そしてLED(3ミリ径,電灯色抵抗入り)を押し込みます.LEDのプラス側はS字に曲げた後ビニールチューブを入れます.壁に差し込む形に整えれば完成です.
電源は単3二本用のスイッチ付ボックスを使いました.コードの先は室内用のLEDをつけてあります.
機関庫の内部に置く電池ボックスは戸棚に見えるように表面を加工しました.
機関庫内部です,差し込まれた屋外灯は小さなソケットで接続します.
工場の照明も同様で,室内灯と屋外灯があります.
屋外灯が点灯しました.
機関庫の内部にも照明があります.
夕暮れ時の雰囲気が楽しめます.