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スーツケース可搬レイアウトの雑誌掲載と、 “木尾根坂線”命名の由来 [O-16.5mm (On30, O16.5)]

この分解収納型レイアウトは新しい作品ではないのですが、雑誌に掲載されたこと、名称が決まったこと、コロナ肺炎対策で中止となった池袋鉄道模型芸術祭に出展する予定だったこと、などで少し書きとどめておくことにしました。
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これは2018年のJAMコンベンションに出展した時の写真で、製作工程の最後はこちらに記載しています;
https://karatcreek.blog.ss-blog.jp/2018-04-23 ”新たな土地?に小屋が三つ建ちました”)
このレイアウトが掲載された雑誌はフランスのナロー誌Voie Libre(ヴォア・リブル)です。100号記念で世界中から記事を集めたいとのことで依頼がきました。投稿の内容についての指示はなかったので2,3の作品紹介を送ったところ、このレイアウトをとりあげたいとの返事をすぐにもらいました。スーツケースに収めて交通機関で運べるということに関心を持ってもらったようです。
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これがその雑誌の表紙でフランス語版と英語版があります。季刊でサイトはこちらになります:
雑誌のコンセプトは”The magazine of railway creators”となっていて、工作一辺倒というよりも鉄道の世界を創ることに重点を置いた全頁カラーの明るい雰囲気の雑誌です。あまり手にする機会がないかもしれませんが、日本の製品も紹介されています。ぜひご覧になってください。サイトから注文することができます。
このレイアウトの記事は4ページで掲載されました。表紙右上にも写真がでています。一連のパネル組み合わせレイアウトですが、どこでけじめをつけるかで伸ばし伸ばしになっていて雑誌への投稿もしばらくしていなかったのですが、意外にも海外誌からのお声がけで良いけじめとなりました。少し写真を並べてみます。
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左側のパネルで川があるため表を下にしている。
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中央のパネルです。
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右側のパネル部分です。
自分でも混乱するぐらいパネルがあり、随時ストラクチャーを置いて情景をつくるものは“奥岳(おくだけ)線”、箱組で収納するものは”向が原(むかいがはら)線“と名付けてあるのですが、この分解収納のセットには名前がありませんでした。この機会に木尾根坂(きおねさか)線と名付けました。尾根も坂も見当たらないのですが、逆さ読みしてください。パネルの重ね置き(かさねおき)となります。
 
2020年3月21-22日に開催が予定されていた池袋鉄道模型芸術祭はコロナウイルス対策として開催が中止となりました。その代わりというか、桜が早く開花し、近くの公園は大賑わいでした。
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このレイアウトは雑誌掲載を機会に今回の模型芸術祭にも持ち込む予定でした。
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出展のためメンテをしてしばらく走行を楽しみましたが、再び収納(重ね置き!)となりました。
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