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なべトロ列車の自動往復 奥岳(置くだけ)軌道シャトル線(模型芸術祭2021展示) [O-16.5mm layout]

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昨年は中止となった池袋の東京芸術劇場で開催される鉄道模型芸術祭ですが,今年は開催されるのか様子が分からない中,Narrow Gauge Junctionのブース展示用に準備したレイアウトです。最終的に開催の運びとなり,展示することができました。
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しばらく小車輛運転で卓上に出していた半径150㎜のトラックモジュールです。
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この組み合わせはエンドレス運転用です。
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これを組み替えて往復運転にしてみました。アルモデルのなべトロを使った転倒の仕掛けとタイマー回路による自動往復は個別に展示したことはあったのですが,今回はこれを組み合わせてなべの転倒自動往復をしてみることにしました。名付けて“奥岳(置くだけ)軌道シャトル線”。
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ホッパーのあるところはパネルを新しくつくりましたが,他には新作のセクションはありません。両端はダイオードが入っているので,停止したあとタイマー回路による極性反転を待つという単純な仕掛けで,センサーもデジタル回路も使っていません。シャトル運転についてはこちらで説明しています:
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自動往復には安定した動力が必要です。モーターが大きく,重量のある車輛としてアルモデルの扁平モーターを搭載したBタンクを主な動力にしました。
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ストラクチャーやアクセサリーを配置しました。
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手前がなべの転倒装置になります。
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6両のなべトロ編成ですが,出し入れで不自由なく転倒,復帰します。転倒装置の構造についてはこちらで説明しています:
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ホッパー側です。ダイオードが入っているところで停止し,タイマー回路による極性反転を待ちます。鉱石の積み下ろしは自動では難しいのでしません。
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奥にあるシュートは鉱石を中に落とし込めば出てくるようにはなっていますが,こぼれたものを回収しないと走行に支障がでます。
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右手前のカーブは山とジャンクパイル,小屋を並べています。
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左奥のカーブには木を植えた半円形のパネルを載せました。
模型祭にはこのような内容で臨むことにしました。
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レイアウトパネルとシーナリーの小物を5つの小箱に収めました。
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スーツケースにこれらを入れ,電源関係を隙間に収めました。
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車輛はプラケースにいれてリュックサックで運びます。
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鉄道模型芸術祭でのナローゲージジャンクションの展示全体はこんな感じです。コロナ禍がまだ収まっていない時期でしたが,適度の来客数で模型仲間との久しぶりの交流をたのしむことができました。
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コの字型ブースの内側からです。
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鉱石(バラスト)の積み下ろしは想像していただくしかないのですが,なべの転倒・復帰は多くの来場者に楽しんでいただきました。
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二日間の展示期間中,特にトラブルもなく自動往復をこなしてくれました。
いままでの分割式パネルレイアウトの公開展示についてはこちらでも触れています:


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